インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
インプラント治療を行うことで、治療後の噛む機能が改善され、慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。
人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものです。丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。また歯冠の色や形も、優れた歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
又、インプラントにする一番のメリットは残存している歯に支持を求めない事です。義歯やブリッジでの治療法は、支えとなっている歯を経年的に歯周病やむし歯に罹患させてしまう可能性があります。
No.1
残っている自分の歯は健康に保つ
No.2
天然歯とほぼ同等の力で噛める
No.3
快適に生活できる
No.4
入れ歯のストレスがない
No.5
天然歯と見分けがつかない
噛み合っていた歯が挺出(ていしゅつ)する
奥歯、特に下の奥歯が抜けた状態になると噛み合っていた上の奥歯が、空いたスペースに挺出(ていしゅつ)、つまり下がってくることがあります。
上の奥歯が抜けると、下の奥歯が上に伸びるように出ることもあります。
抜けたらすぐになるわけではなく、何年かかけてゆっくりと挺出しますが、そうなると入れ歯の使用や、ブリッジ治療、インプラント治療などの治療ができなくなってしまいます。
他の歯の歯並びに影響が出る
空いたスペースへ向かうように、両サイドの歯が傾いて倒れてきたり、他の歯が寄ってくることがあります。
空いたスペースが大きければ大きいほど、その他の歯への影響も大きく、崩壊するように歯が倒れることもあります。
噛み合わせが悪くなる
噛み合っていた歯が挺出したり、他の歯が斜めに倒れてきたりすることで、噛み合わせが悪くなることも考えられます。
一度噛み合わせが悪くなると、矯正治療を行わない限りは直せません。
奥歯を失い、それによって噛み合わせが悪くなると、普段の生活にも影響が出てしまうのです。
歯茎が下がってくる
歯を支えていた歯槽骨という骨が、歯を失ってしまったことで機能を失い、骨量が少なくなってしまうため、歯茎が下がったように見えるのです。
歯槽骨が少なくなった状態ではすぐにインプラント体を埋めることができなくなります。
歯を失った状態で放置していくことは、その後治療しようと思った時の障害ともなりうるのです。
発音がしにくくなる
発音がしにくくなるという、発声の機能にも影響が出ます。
奥歯がなくなることで、隙間から空気が漏れるため、「き」「し」「ち」などの音が発音しにくくのなるのです。
もごもごとしたしゃべり方になることもあります。
見た目の印象に影響がある
歯がない、というのは印象としても残りやすいものです。
そのため、奥歯が見えてしまうことを気にして、人としゃべる時に気を使い疲れてしまい、コミュニケーションをとるのが億劫になる、という人もいます。
奥歯は顔の輪郭にも影響することがあります。
奥歯がない状態が続くと、少しずつ頬のラインが内側に寄っていくことがあり、輪郭が細くなることがあります。
咀嚼ができず消化器官に影響が出る
奥歯がないと食べ物を十分に噛み砕くことができません。
その結果、消化器官である胃腸に負担をかけることになり、体調が悪くなってしまうことも。
また、咀嚼回数が少ないと唾液の分泌にも影響が出ます。
唾液は口内の自浄作用の役割も果たしていますが、分泌量が少ないと、口内環境が悪化し、歯周病や虫歯の原因にもなり得ます。
豊かで楽しい毎日を過ごすために歯は重要な役割を果たしております。
インプラント治療を行うと自分の歯のような感覚に、驚かれるかもしれません。
前向きで明るく社交的な、本当のあなたが心豊かに幸せな生活を送れるよう、インプラント治療を行っております。
あなたもインプラントでステキな笑顔を取り戻し、豊かなライフスタイルを手に入れてみませんか。
日常生活の健康を支えている歯は、口の中に見えている部分「歯冠」と、あごの骨の中に隠れていて見えない部分「歯根」からできています。歯周病や虫歯、事故などで歯を失うと機能面、審美面、生活面に大きく影響してしまいます。特に「歯根」を失った場合、右記のような影響があります。
歯を失ったことが原因でお悩みになっている方はあなただけではありません。あなたのお悩みを解決するため、一度インプラントをお考えになってはいかがでしょうか?
インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
インプラント治療を行うことで、治療後の噛む機能が正しく改善されると思います。慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。
人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものです。でも、丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。また歯冠の色や形も、最新の歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
又、インプラントにする一番のメリットは残存している歯に支持を求めない事です。義歯やブリッジでの治療法は、支えとなっている歯を経年的に歯周病やむし歯に罹患させてしまいます。
インプラント体自体も日々研究を重ねて改良され進化していますので、その残存率は飛躍的に伸びているのが現状です。しかし、過去のデータは、未来の個人の症例に当てはまるものではありません。治療後の清掃状態、咬み合わせなどによって、インプラント治療の未来は大きく影響されます。日頃のお手入れや定期健診など、患者様自身のケアをしっかりと行い、長く快適にインプラントを使っていけるようにしましょう。
インプラントは材質的に100%虫歯になる心配はありません。 そういった点では天然の歯より安心できるかもしれません。しかし、残念なことに途中で使えなくなってしまうケースがあります。最も多い原因は、歯周病です。歯周病原因菌に対する抵抗性は天然歯よりも弱く、炎症の悪化スピードも急速に進行してしまいます。
ですから、たとえインプラントといえど、手入れの仕方が悪ければ除去しなければならない可能性もあるわけです。 せっかく手に入れた新しい歯。その寿命は天然歯同様、ご自身に委ねられる部分が大きいのです。 生涯にわたって快適な生活を持続するために、毎日のお手入れを必ず欠かさず行って下さい。
そしてもう一つ重要なのが、定期健診です。 ご自宅の歯磨きではすみずみまできちんと磨いているつもりでも、どうしても磨き残しが生じ、プラーク(歯垢)が溜まってしまうものです。そんな磨き残しを取り除くため、当院に定期的に来院していただき、プロフェッショナルケアを受けていただきます。さらに、これに加え、インプラントや歯肉の状態、噛み合わせなどのチェックなども定期的に検診します。それがインプラント治療を長持ちさせる秘訣です。
骨が不足していてインプラント治療ができない場合、骨造成を行い、インプラントの手術にも耐えられる骨の土台を作ります。
しかし、骨造成は、どんなドクターでもできるものではなく、また、その骨を増やす範囲や量が増えるほど、うまくいかない場合のトラブル回避、トラブル処理が非常に重要になってきます。
痛みや腫れ、感染のリスクが高まり、治療期間・治療回数が増えます。さらに数年でせっかく作った骨が吸収されてしまうこともあります。
当クリニックではなるべく人工にできた骨は使用せず、自家骨を利用することでリスク回避を行います。
安全性や機能性、審美性、長期的安定性などの面から、総合的にみて設計し、患者様に合ったインプラント治療をご提案しています。
使用するインプラントの種類(長さ)や埋入角度によって、骨造成を回避できる場合もあるため、あらゆる角度から検証し、より患者様の負担が少なく、質の高いインプラント治療をご提供できるようにしています。
長年インプラント治療に関わり、既存するインプラントの失敗に繋がる問題点や合併症を踏まえ
・骨量がある程度ないと埋入できない
・インプラント周囲炎
・着脱が面倒
などの点を改良したく、ITインプラントを使用しております。
治療する歯の位置によって骨の幅が十分にとれないことがあります。
骨量を増やす「骨移植」をせずに、患者さんの負担を軽減するため細いインプラントを使用します。
このインプラントにより、インプラント周囲炎のリスク軽減、あらゆる骨質への対応など、常に患者様とインプラント治療における課題・社会的ニーズを満たす可能性がとても高いと感じております。
治療する歯の位置によっては、インプラントを埋入する高さ、幅が十分にとれないことがあります。その場合、通常は、骨量を増やす「骨移植」が必要になります。これは外科的な手術で、骨移植後の経過を見てインプラント治療に入るため、治療期間も長くなり、結果的に患者さんに負担を与えてしまいます。
ショートインプラントは、骨移植をせずにインプラント治療が可能な場合に使用します。
より高度な治療技術が必要になりますが、短くても優れた固定機能を発揮します。 骨移植のリスクや経済的負担がないことが大きな魅力です。
少しでも患者さんの負担を軽減する治療が望ましいと考えています。
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
咬合力・咀嚼能率 | 天然歯の100~90% | 80~60% | 60~40% |
保存期間 | 10年〜15年 | 7~8年 | 約5年 |
歯を削る | なし | あり | 場合によって |
違和感 | なし | なし | あり |
咬合力の負担 | インプラントにのみ負担 | 前後の歯に負担 | 金具をかけた歯に負担 |
外科処置 | あり | なし | なし |
審美性 | 優れている | 被せ物による | 悪い |
治療的制約 | 骨の状態や歯の欠損数に制約がある | 歯の欠損数や欠損状態に制限がある | 制限なし |
治療期間 | 最短で4ヶ月~ | 最短で1~3週間 | 最短で1~3週間 |
費用 | 保険適用外 | 保険適用内外 選択可能 | 保険適用内外 選択可能 |